奈良県・次亜塩素水とは

 

 

コロナなど強力に除菌消臭が出来ます

次亜塩素酸水の効果・殺せるウイルスや細菌の種類

1)大腸菌

大腸に多く生息する腸内細菌で基本的には無害なバクテリアです。0157をはじめとする一部の大腸菌が、病原性大腸菌として食中毒症状をもたらすことがあります。腸内に多く生息する菌なので糞便による水の汚染を図る指標としてよく用いられています。なお水道水からは「検出されてはならない」というのが指標です。

2)黄色ブドウ球菌

 名前の通りぶどうの房のように集まった形をしている細菌で、皮膚や鼻の中などに高い確率で存在しています。人体内にある際には無害ですが、食べ物の中で増殖する際にエンテロトキシンという毒素を作り、これが人体に危害を及ぼします。この菌は酸素がなくても増殖し、多少の塩分があっても毒素を作るため、あらゆる食品が原因になる可能性があります。

3)MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)

 (2)の黄色ブドウ球菌の仲間で生物的な性質は同じですが、耐性遺伝子を持っており通常細菌を退治するための薬・抗生物質が効きにくくなっている性質を持っています。そのため健康な人にはあまり害を及ぼしませんが、病気などで抵抗力の落ちた人の体の中に入ると重症化することがあります。

4)サルモネラ

 黄色ブドウ球菌などと並んで食中毒の原因になりやすい細菌で、鶏卵を原因とした食中毒が多く発生しています。65℃以上の加熱で死滅するためきちんと加熱調理をすることが予防のポイントです。

5)緑膿菌

 緑膿菌は自然界に多く存在している細菌で、健康な人に感染をしても害を与えることはほとんどありません。しかし、緑膿菌はもともと消毒薬や抗菌薬に対する抵抗性が高い細菌であるため、免疫力が低下した病人には感染症を引き起こすことがあります。また(3)のMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)と同様、抗生物質などに耐性を示す菌が増加しており近年問題視されている細菌です。

6)レンサ球菌(人食いバクテリア)

 連なった鎖のように配列して増殖をすることから「連鎖(レンサ)」球菌と名付けられた細菌です。近年ではいわゆる「人食いバクテリア」の名称で知られるようになっていますが、手足の壊死を伴うなどとてもひどい病気をもたらすことがあり、健康な成人に突然発症することがある恐ろしい細菌です。

7)枯草菌(芽胞)

 枯草菌(こそうきん)は自然界に広く存在する細菌で、味噌や醤油のもろみのなかに多数存在し、納豆菌もこの一種です。健康食品として利用されることもあり、基本的に人体に悪影響をもたらすことはありません。枯草菌は芽胞(がほう)と呼ばれるきわめて耐久性の高い細胞を作り出し、100℃の熱湯煮沸でも死滅することはありません。

(※次亜塩素酸水はこんなに頑丈な細菌も殺せるよ、という証明のための選別ですね。)

8)カンジダ(カンジダ真菌)

 カンジダは真菌というカビの一種に属する菌で、人体の各所に存在しています。健康な人であれば特に悪影響をもたらすことはありませんが、病気やストレス、疲労などで免疫力が低下していたり、抗生物質を飲んで体内の常在菌(よい菌)が減った場合、症状を発することがあります。

9)黒コウジカビ

 いわゆる「普通のカビ」のことで、一部の種類にのものが「麹」として味噌や醤油などを作るために用いられています。

 

ちなみにコロナウイルス

新型コロナウィルスはアルコール消毒液だけが効果があるものではありません。

コロナウィルスに代表されるウィルスはエンベローブというタンパク質の膜がないノンエンベロープウイルスとタンパク質の膜があるエンベローブウィルスに分けられます。

膜がないノンエンベロープウイルスの方が強く、コロナウィルスは膜があるエンベローブウィルスという弱いものになります。

エンベローブウィルスは、膜であるタンパク質を破壊することができるものであれば効果がでます。

よって新型コロナウィルス(COVID-19)は、アルコール、次亜塩素酸、強アルカリ電解水など効果があります。

ノロウイルスに代表されるエンベローブのないノンエンベロープウイルスは、アルコールでは効果がありません。次亜塩素酸、強アルカリ電解水は効果があります。